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2011年4月18日月曜日

中国初日

岡山県内の企業総勢26名での
今回の目的は、
大連・瀋陽での自動車関連産業の視察となります。

13日の早朝、岡山空港にて
今回参加の方々と挨拶を交わし、
空港から韓国仁川空港経由にて大連へ
約4時間程度で到着します。

4月としては、かなり暖かく感じられ、
上着も必要ないくらいですが、相変わらずホコリっぽく思えます。



到着後、市内にて
JETROから現在の大連の産業情報についてレクチャーを受けました。
 
中国東北地区の大連は遼東半島の南端に位置し、
日本で言うと、仙台市あたりの位置になります。
中国の東北地方は
遼寧省、吉林省、黒龍江省から構成されており、
遼寧省は瀋陽市、大連市
吉林省は長春市
黒龍江省はハルビン市となります。

JETROさんとこの資料によりますと、
面積12,573.85K㎡
気候としては大陸性モンスーン気候で四季がはっきりしており、
平均気温は11.5度
最高で33.5度 最低で-15度
人口は617万人
民族は95%が漢民族、
その他満族、モンゴル族、回族、朝鮮族、シボ族など45の少数民族となるとの事です。

大連とは日本の北九州市、舞鶴市、愛媛県、青森県、諏訪市などど
姉妹縁組がされており、
海沿いですので港湾の発達はよく、東北地区最大の港です。
世界140余りの国。地域との海運航路をもっており、
貨物の取り扱い量は2009年で伸び率11%となっています。

鉄道は大連から北京、上海、瀋陽、ハルビン、錦州、長春、本渓、丹東、営口などへ
快速列車がでています。
また、2007年8月ハルビンから大連間高速旅客鉄道が着工しており、
2011年に全線開通の予定
全長904Kmを3~4時間程度で結ぶとの事です。

空港は国内線108路線、国際線38路線を持ち、
東北地区最大の航空貨物運送基地、
2009年の利用者数は述べ955万人

労働者の平均月間給与は3,231元、日本円で約4万円
伸び率は13%と、昨今の中国の賃金の上昇を物語っています。
日本人も5,000人近く滞在しており、
(届けがある限りですから、実際にはもっと多いと思われる)
日本の名前の看板やら食事場所がたくさんあります。

大連は海に近い為、造船、IT関連が発達しておりましたが、
今回、自動車産業に関しても力を入れていくと言う事で、
かなり大掛かりな構想があるようです。



 
中国の自動車産業は
すでに6大自動車産業集積地が形成されており、
長春をはじめとする東北旧工業集積地
上海をはじめとする長江デルタ集積地
武漢をはじめとする中部集積地
北京と天津をはじめとする京津集積地
広東をはじめとする珠江デルタ集積地
重慶をはじめとする西南集積地
この6大自動車産業クラスターは中国自動車産業集積地発展の重点であり、
特に、東北旧工業集積地、長江デルタ集積地、中部集積地
の3箇所は最重点地域とされています。

中国自動車工業協会のデータによると、
東北3省の自動車工業総生産額は4,348億元に達し、
前年比21.42%の増加
生産台数は210万台前年比46%の増加となっているとの事です。

 これだけでも、今後の伸びが期待されます。

そして、最初の訪問先へ行く前に、
大連港へ立ち寄りました。
港の大きさを実感します。



今回のミッションは
今週末22日(金)9:30からテレビせとうちでも放送されます。

道路脇ではこんな風景もみました。
面白そうなので、自転車を覗いていたら、
ポーズをとり始めました。
最初、4人ぐらいだったのが、
どこからともなく、増えてきて、
最終的には7人になりました。
300Kmぐらいを移動してきたということです。
中国でも自転車がブームとなるのでしょうか?


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