致知出版社 おかみさん便り より
マスコミに滅多に姿を見せなかった
在野の哲人:森信三先生を慕う門弟は全国に三千人。
「真にその人の命に溶け込んで人生を生きる真の力になる哲学」
として森先生が提唱された「全一学」は、実践の哲学として、
今でも多くの人々の生きる指針となっています。
弊社社長・藤尾が森信三先生にご縁をいただいたのは
ある方からの紹介によるものでした。
●「人間は一生のうち
逢うべき人には必ず逢える。
しかも
一瞬早過ぎず、
一瞬遅すぎない時に 」
藤尾にとっても、森先生との出逢いは
「逢うべき人との一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時の出逢い」でした。
その後、マス媒体に距離を置かれ、世間的には無名であった先生が、
『致知』には心を許され、度々ご登場いただくというご縁に恵まれました。藤尾にとっても、森先生との出逢いは
「逢うべき人との一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時の出逢い」でした。
その後、マス媒体に距離を置かれ、世間的には無名であった先生が、
『致知』には心を許され、度々ご登場いただくというご縁に恵まれました。
藤尾が逆境に見舞われた時森先生を訪ねた際に、
「人間は逆境に遭うと、それが10年も続くと思う。
しかし逆境というものはせいぜい3年ぐらいだ。
その間はじたばたせず、脇目なんか振らないで、
すたすたと自分の信念する道だけを歩んで行きなさい」
とお言葉をかけていただき、「その言葉に救われた」
と藤尾は話しています。
また、森信三先生が初めて『致知』1985年11月号:特集「言葉が運命を制す」
にご登場くださった時のインタビューの中で話された言葉。
「我われが知恵を身につけるには、
優れた人生の師の言葉を傾聴すると同時に、
できるだけ人生の知恵を含んだ生きた書物に接するほかない。
本でも単に才能だけではない、自殺ギリギリの逆境を突破して
みごとに生き抜いた人のもののほうが、はるかに深く心を打つ。
その辺に、言葉が命となる秘訣があると言えるんじゃないでしょうか」
先生の生き方、逆境の人生を鑑みると、
森信三先生ご自身が優れた人生の師であり、
先生のお言葉そのものが【言葉が命】であると感じます。
逆境がくると滅入ってしまいそうですが、
これが与えられた使命と思い、
その気になってやれば楽しくも思えてきそうです。
来月から忙しくなりそうです。
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